• 未経験から営業プロへ!長期インターンシップで身につける効果的なスキルアップ術
公開:2023/12/24  更新:2024/05/11

未経験から営業プロへ!長期インターンシップで身につける効果的なスキルアップ術

意味ないと言われる長期インターンシップ。実際の活用で営業プロを目指す。何をすればいいのか、そのお悩みを徹底解説。
長期インターンシップでスキルアップ

1. 長期インターンシップを通じて営業プロになるまでの道のり

長期インターンシップを通じて未経験から営業プロへと成長するためには、効果的な手段とステップが必要となります。以下では、その手段とステップについて詳しく説明していきます。

1.1 適性の確認と自己分析

最初に自分自身の適性と自己分析を行うことが、営業プロになるための第一歩となります。
自分の強み、弱み、好きなこと、得意なことを理解することで、自己成長の方向性を見つけることができるからです。
また、インターンシップ中に実際の業務を行うことで、自分が実際に営業に向いているのかどうかを確認することも重要です。
営業という仕事のイメージを持っていたとしても、根本的に営業が向いていないという人は必ずいます。
向いていない人が、その仕事に就いたとしてもよい結果につながることはありません。
仕事を決めるのではなく、まず自分自身の強みや弱みを見極めることから始めましょう。

1.2 ビジネススキルの向上

次に、自分が営業に適性があると確認できたら、具体的なビジネススキルを学んでいくことになります。特に重要なのは、営業スキル、コミュニケーションスキル、そしてネゴシエーションスキルの3つです。

営業スキル

営業スキルとは、商品やサービスを効果的に売り込むためのスキルです。
具体的には、商品知識、営業戦略、顧客理解、提案力などが含まれます。
これらのスキルは、長期インターンシップ中に直接営業の現場で学ぶことが可能です。
しかし、新たにインターンシップを始めるにあたり、商品知識なんてない!と不安に感じると思いますが、始めからすべてを知っている必要はなく、質問を受けたときに、きちんと確認すれば問題ありません。
ただ、商品の知識以上に、なぜその商品を利用したいと思うのかという、顧客のニーズについては、しっかりと理解した上で、インターンシップに臨むようにしましょう。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルとは、他人とうまくやりとりをするためのスキルです。
具体的には、話を聞く力、明確に伝える力、適切なフィードバックをする力などが含まれます。
これらのスキルは、営業活動だけでなく、チームでのプロジェクトなどでも必ず必要となるスキルです。
よく、コミュニケーションというと、説明をすることが大事だと考える方がいますが、実際は話を聞くということがコミュニケーションの鉄則です。
相手に質問をしたり、話を広げていくことで、相手の考えていることが見えてきます。
話をしたがる人は、相手の考えていることではなく、自分の考えていることを話すことに重きを置いてしまっており、実際の営業で、陥らないように気を付けましょう。

ネゴシエーションスキル

ネゴシエーションスキルとは、他人と合意に達するためのスキルです。
具体的には、相手の立場を理解する力、自分の立場を明確に伝える力、双方を満足させる解決策を見つける力などが含まれます。
これらのスキルは、営業活動における成果を大きく左右する重要なスキルです。
ここでも、相手の言われた通りにしようとしたり、契約を取るためにただ御用聞きとなったり、契約取れるまで帰らないというような粘ることをネゴシエーションと、誤った認識を持っているケースがありますが、実際は違います。
できることは一生懸命に対応し、できないことはできないと伝え、できる範囲で相手の思いに応えることが、ネゴシエーションです。
決して、御用聞きではないということを理解するようにしてください。

ビジネスマインドの形成

ビジネススキルを身につけたからといって、それだけで営業プロになれるわけではありません。
それには、ビジネスマインドが必要となります。ビジネスマインドとは、成果を出すための姿勢、責任感、自己管理能力などを指します。
これらのマインドは、長期インターンシップ中にビジネスの現場で体験することで身につけることができます。
また、自分が一生懸命にやっているうちに、情熱が湧き出ることも多く、その気持ちがやりがいや本気でやりたいという気持ちにつながります。
仕事をすれば自然にマインドは形成されるものではなく、自分の気持ちから湧き出るものだと理解して、インターンシップに臨んでください。

2. 成功するためのスキルアップ術

長期インターンシップで有効にスキルアップを行い、営業のプロフェッショナルを目指すためには何が必要なのでしょうか。以下に、具体的なスキルアップ術とそれらを実現するための手法をご紹介します。

2.1 ゴール設定

目前のタスクに対応するだけでなく、自身のキャリア目標に向けた計画を立て、それに沿って行動することが重要です。以下に、効果的なゴール設定の手法をご紹介します。

短期目標と長期目標

短期目標は具体的な行動目標であり、長期目標は自身が到達したいビジョンです。
短期目標を達成することで長期目標に一歩一歩近づけるように、二つの目標をリンクさせることが重要です。
わかりやすく言えば、長期目標を達成するために、各中継地点である短期目標を設定し、ステップアップすると考えればわかりやすいと思います。
また、短期目標を設定することで、どこまで進捗しているかを認識することができ、モチベーションにもつながりますので、短期目標を設定することは大きな目標を設定する上で、前提となります。

SMART原則

SMART原則とは、目標設定における5つの原則を指す言葉です。スペシフィック(明確)、メジャラブル(測定可能)、アチーバブル(達成可能)、リレバント(関連性)、タイムリー(期限)の頭文字を取っています。

長期インターンシップと目標設定

2.2 外部の支えを借りる

自身だけでスキルアップを図るのも重要ですが、他者の知見や経験から学ぶことも大切です。
以下に、それらを効果的に活用するための手法をご紹介します。

メンターシップ

営業のプロフェッショナルや経験者からアドバイスを受けたり、自身の経験やチャレンジを共有したりすることが有用です。
また、インターンシップ先の上司や先輩からフィードバックを受けることで、ビジネススキルを更に磨いていくことが可能です。
その際には、先輩や上司の言っていることを完全に鵜呑みにし、そのやり方を真似しても上手くいきません。
あくまでアドバイスをくれた人のやり方でポイントとなる部分を聞くとともに、自分なりに理解し、自分のやり方にそのエッセンスを取り入れることがポイントです。

ネットワーキング

自身が所属する業界や職種のプロフェッショナルとのコネクションを築き、相互の知識や情報を共有することで、スキルアップにつながる新たな視点やアイデアを得ることができます。
何かをしたいと考えている学生さんの悩みとして、コネクションがないことに悩んでいるという話を聞きますが、コネクションは誰かが作ってくるものではなく、自分から作るものです。
コネクションがないと悩まずに、今すぐ出かけて、コネクションを作るしかありません。

2.3 自己研鑽の重要性

自身の能力を高め、目標を達成するためには、日々の学習や自己開発が欠かせません。
必要な知識を得るための読書、専門性を深めるための講座やセミナーへの参加、意識的な反省やフィードバックを通した自己理解の深化など、自己研鑽のための具体的な方法は多彩です。
特に営業の場合は、知識に加え、どのように相手に伝えるかという伝え方などを磨く時間も大切です。
何度も練習しているうちに、自然に説明ができるようになるという特性を活かし、ロールプレイングなどを取り入れている企業もありますが、知識のみならず、伝え方の練習も、営業には大事なポイントになります。

3.まとめ

長期インターンシップは営業スキルを磨くための有効な手段です。
適性確認、ビジネススキルの向上、ビジネスマインドの形成というステップを経て、自分のキャリアの大きな一歩を踏み出すことができます。
社会人になった自分をイメージしながら、インターンシップを有効活用してください。

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